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2013年 11月 23日 ( 1 )

サンライズ出雲

静岡でまさか寝台特急を待つとは、なんだか不思議なもんだね。これだから旅はおもしろいよ。前回書いた通り、僕は一人で静岡へ来て、ケーブルテレビの収録を行い、また山口兄弟、牧野さんと合流するため山陰へ戻るのです。

この日に戻るとすれば、もうこのサンライズ出雲しかなく、最初はチケット取れなかったから広島へ先に向かい彼らの到着を待つつもりだったんです。でも訊いてみるもんですね、偶然にも一枚しかもシングルでキャンセルがあるとは!11/6はメンバー達と出雲大社へ行く予定だったから、どうしても戻りたかったんです。それが通じたかな〜
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そして誰もいない静岡駅のプラットホームに20分前に上がり、興奮しながらも静かに待っていました。食堂車などないのはわかっていたので、ある程度の食料、飲み物は買っておきます。そして流れるようにサンライズ出雲が到着。リッチなホテルのような車両。2階建てで運良く上の階でした。しかも最後の車両の一番最後尾の部屋。そう個室なんです。
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僕が夜行列車で歌ったブルートレインも当時ではとても豪華に感じられ、なんて贅沢なんだと思ったけど比べものにならないほど行き届いている。車掌が乗車券、寝台特急券の確認に静かに現れる。まるで999みたいな気分だ。部屋の広さは十分くつろげる大きさで横にギターがちょうど置けた。窓ガラスが天井の一部まで上がっているので狭苦しさなど感じさせない。実にリッチな車両だ。これは人気があるのもうなずける。

夜行列車で歌ったその光景が今ここにあり、もう十分歳を重ねたにもかかわらず、やっぱり流れる車窓が好きだった。変わらない自分を実感した瞬間でした。なんだかギターをつま弾いてみたくなったんですよ。強く弾く訳にはいかないですけどね、ロマンチックな時間だった〜
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この日長いこと移動して、収録、そしてまた移動で確かに疲れてた。横になって少し眠ろうと電気を消したらガラス窓の向こうに星空が一面広がった。横になりながら車両にゆられ、星空が少しずつ動いてく。笑っちゃうけどなんだか涙出そうでしたよ。

日常はいつも変わらずそこにあって、ただほんの少し違った手段で眺めてみると、世界はまた違って見えてくる。レール音がとても心地よかった。
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さすがサンライズとだけあって、朝日はとても素晴らしかった。こんな気分で「アサヤケ」を創った気がするね。そして岡山まで来たところでサンライズ瀬戸と出雲と切り離す。この時に7分停車するので連結部分に走り写真撮りまくり。もう鉄っちゃんさらしまくりです。
ここから「やくも」で走って来た伯備線に入り米子へ。一日にして戻って来た。こんな移動は今までにないね、でもまったくもって元気なのである。宍道湖を横目に10時頃、出雲市駅に到着。
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僕の知っているブルートレインは、夜行列車の歌詞の通り、向かいの席に知らない人がいたりして空間を他人と共有していた。なので知り合えた喜びもあれば、疎ましく思う時もあったりとそれはそれでいいものだった。サンライズにはそういった部分はまったくなくプライベートがしっかり確保されている。これが今に求められる寝台列車の形なんだろうね...実にいい贅沢な快適車両でした。電車好きにはたまらないな〜また乗ってみたいです。
by sakuben | 2013-11-23 00:39 | train