「ノルウェイの森」
もう20年ぐらい前になるんだな〜
夢中になって読んだ記憶がある、思い入れのある一冊。
ものすごくおもしろいストーリーとかそういう訳ではないのに、
なぜか惹き付けられる文章、僕にとって不思議な村上ワールドの入り口でした。
これは見ておかないと...
賛否両論あると思うけどね、映像にするとこういう感じなのか...と最初は驚きだった。
ダサくないし、絵は綺麗だし、キャストも悪くない、官能的な部分も、音楽もいいと思う。原作とそれほど違いはない世界の印象で、良くも悪くも「村上先生どうでしょうか」的な感じがしたかな。
それにしても早熟というか、僕がこの主人公ぐらいの歳の頃なんて...恥ずかしいことばかりだったよ。だからこそその世界に惹かれたのかもね。
二人が抱き合う中での雨の音、風、雪、山が美しく、見事なぐらい重なり合う。絵になるシーンが多いのはさすが。